涙道狭窄には出生時から存在する(先天性)ものと、出生後に生じる(後天性)ものがあります。 どちらのタイプも、流涙または涙嚢の感染症(涙嚢炎)につながることがあります。
先天性涙道狭窄は、鼻涙管の一部が十分に発達していないときに生じることがあります。最も多いのは、鼻涙管の鼻側の閉塞です。鼻涙管が閉塞することにより、涙があふれ頬を伝わり落ちたり(流涙症)、常に目やにのかたまりがみられたりします。片眼のみにみられることもあれば、両眼にみられることもあります。
後天性涙道狭窄は、加齢による管の狭窄が原因であることが多いですが、 けがまたは手術後の瘢痕化によっても生じます。また、サルコイドーシスまたは多発血管炎性肉芽腫症(以前のウェゲナー肉芽腫症)などの炎症を伴う病気が原因で起こることもあります。先天性涙道狭窄で行われるような単純なブジーの挿入は、一般的に無効です。涙道狭窄が持続し、煩わしい流涙が続く場合や感染を繰り返す場合には、涙嚢と鼻の間に通路を設けるための手術が必要になることがあります。
細く、柔らかいシリコンチューブを上下涙点から鼻涙管に挿入し、1カ月ど留置しておくシリコンチューブ留置法や、鼻骨をけずり涙嚢と鼻腔を直接つなぐ涙嚢鼻腔吻合術があります。
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